今日も草取りをしたり、剪定をしたり、
気持ちの良い天気で庭仕事がはかどりました。
先日、我が家の庭のグランドカバーをいくつかご紹介しましたが、
今回はグリーンが美しい、でもちょっと注意が必要なグランドカバーをご紹介します。

まずはワイヤープランツ。
観葉植物としてもおなじみですが、丸い小さな葉がかわいいツル性の植物です。
暑さ、寒さにも強く屋外でも元気に育ちます。
ですが、元気すぎるのが注意点です。
成長がものすごく早いのであっという間に広がります。
ほったらかしにしておくと周りの草木を覆い尽くしてしまうので、定期的に剪定が必要です。
それと、上の写真のワイヤープランツは“スポットライト”という斑入りの品種なのですが、地植えにしたらほとんどが緑色になってしまいました。
『先祖返り』と言って、植物ではよくあることなのですが、改良された品種などは交配前の品種に戻ってしまったりするのです。
せっかく斑入り葉でかわいかったのにな……。

次はこちら、フィカス・プミラです。
門柱の壁をどんどん這い上がっています。
プミラも観葉植物として定番ですよね。
とても丈夫で育てやすい植物です。
寒さにも強く屋外で冬越しもできますが、観葉植物として売られているやわらかい葉のプミラを急に冬の寒さに当てるとダメになってしまうことも多いです。
庭植えする場合は暖かい季節に早めに植え付けて、徐々に寒さに慣らしていくといいと思います。
鉢植えで育てる時は、水切れに注意するくらいで問題ないのですが、
地植えにすると、これもまたすごいスピードでどんどん広がっていきます。
プミラがワイヤープランツと違って厄介なのは、気根を出して壁や塀に張り付きながら広がっていくところです。
一度張り付いてしまうと、剥がしても気根の後が残ります。
我が家の門柱は白壁なので、剥がした後がとても目立ちます。
時々観察しながら、あまり増えすぎないように注意しています。
そして、こちらも先祖返りしてしまったんです!泣
最初はマイクロプミラという、もっと小葉のかわいいプミラだったのに…
どうやらどんどん増えていくと更に葉が大きくなってしまうみたいです。
こ、こわい。

最後は、セダム(マンネングサ)。
セダムも今はとてもたくさんの品種が出回っています。
とても丈夫で、植えっぱなしでどんどん広がっていきます。
ワイヤープランツやプミラのようにツルが伸びて広がっていくわけではないので、調整はしやすいと思います。
しかし、葉が密集している分、ムレに弱いので、夏前などには切り戻して風通しをよくすると良いです。
品種によって花茎が伸びるものがあるので、花後は花がらを切り取る必要があります。
植える場所に合わせて、植物が成長した姿を想像しながらグランドカバーを選ぶといいですね。
注意点をお伝えしてきましたが、
手間がかかっても、結局何だかんだで、ワイヤープランツもプミラもセダムも大好きなんです。笑
こんなはずじゃなかった〜と思いながら、それも含めてガーデニングを楽しんでいるところです。
